矢上賞(起業支援)
当学科卒業生の小原やちこ氏(2015年 …
Keio University, Faculty of Science and Technology, Dept. Applied Physics and Physico-Informatics
Keio University, Faculty of Science and Technology, Dept. Applied Physics and Physico-Informatics
物理情報工学科には3つの研究分野があります。3つの研究分野は、「量子・情報物理」、「創発物性科学」および「情報計測・情報制御」です。
応用物理とエレクトロニクスを2本の柱とし、それらを横につなぐシステム科学の基礎を学びます。
それらを発展させた研究を通して、社会へ貢献できる技術者を養成していきます。
2年生では、物理現象・生体生命現象・物質現象を把握するための熱物理学、電磁気学、量子力学を基盤とした応用物理学、それに計測・情報処理などの究理・究明手段や、解析・モデリングのための数理的手法を学びます。3年生では、物性物理や制御工学の必修科目と多岐に渡る選択科目により専門的学力を養い、それらの知識を専門分野に応用する能力を培います。
当学科卒業生の小原やちこ氏(2015年 理工学研究科 基礎理工学専攻修士課程修了、Motherhand株式会社代表取締役)が、2026年度矢上賞(企業支援)を受賞されました。おめでとうございます。記念講演会にて「地球を子育てしやすい惑星にする」というテーマで講演されました。

2026年3月2日(月)〜4日(水)の3日間、物理情報工学科の新設短期国際プログラム「APPI Global Seminar」が開催されました。学部2、3年生の計11名と教員2名が、台湾の半導体研究を牽引する国立陽明交通大学を訪問し、濃密な3日間を過ごしました。
プログラムのハイライト
日台の半導体協力研究の第一人者である寒川誠二教授による講義とディスカッションを実施。その後、Nano Facility Centerを見学し、世界をリードする台湾の最新設備を目の当たりにしました。
Fig.1寒川先生とのディスカッションとNano Facility Center見学
午前のPlenary Talk Sessionでは、国立陽明交通大Department of MicroelectronicsのProf. Tsung-En Leeと慶應大物理情報工学科の海住教授が登壇。現地学生(Dept. Electrophysics 2年生)も加わり、熱気あふれる講演となりました。午後は両大学の学生によるグループディスカッションを行い、夜は街へ繰り出し夕食を共にするなど、親睦を深めました。
Fig.2 Plenary Talk Session
Fig.3 学生グループワーク
最終日は、半導体産業について調査した成果を英語で発表しました。どのグループも堂々としたパフォーマンスを披露し、プログラムを締めくくりました。
Fig.4 物情参加者集合写真と教員写真
参加学生の声
参加学生からは以下のような前向きな感想が寄せられ、非常に満足度の高いプログラムとなりました。
物理情報工学科では、今後も学生が国際的な視野を広げ、成長できる機会を積極的に提供していきます。在校生の皆さんの挑戦をお待ちしています!
謝辞
本プログラムに協力いただきました、国立陽明交通大学のChun-Liang Lin教授、寒川教授に心よりお礼申し上げます。
太田泰友准教授が教授に昇格しました.
明石遼介准教授が着任しました.岩﨑秀専任講師が着任しました.伏見幹史助教が着任しました.宮岡佑弥助教(有期)が着任しました.
藤谷洋平教授と的場正憲教授が定年退職しました.
谷口真理助教(有期)と林克哉助教(有期)が任期満了退職しました.
渡辺研究室の竹内奏人君が、2025年度の理研梅峰賞を受賞しました(理化学研究所の伊藤伸泰氏、北海道大学の野田五十樹氏との共同受賞)。理研梅峰賞は「学会等において高い評価が期待される独創的な研究開発業績」又は「研究所内外への優れた貢献が認められる研究支援業績」にたいして理化学研究所の理事長が授与するもので、理化学研究所の伊藤伸泰氏、北海道大学の野田五十樹氏と共同で実施した「神戸駅周辺地域の垂直避難に関する検証」が受賞対象となりました。おめでとうございます!
https://www.riken.jp/pr/news/2026/20260309_2/index.html


堀研究室のM2 五十嵐亮人君,M1 岩崎剛之君,井上研究室のM2 井上陽亮君と宮岡佑弥君が計測自動制御学会(SICE)制御部門の部門賞を受賞しました。2026年3月に富山国際会議場で開催された第13回制御部門マルチシンポジウムにてそれぞれ表彰されています。
五十嵐亮人
賞: SICE International Young Authors Award for CDC2025
対象論文: Parameter Invariance Analysis of Moment Equations Using Dulmage-Mendelsohn Decomposition, 64th IEEE Conference on Decision and Control, 2025
岩崎剛之
賞(1件目):SICE 制御部門マルチシンポジウム賞(基礎分野)
対象論文:確率ジャンプモデルに基づく生化学反応モーメント方程式のクロージャー法,第12回SICE制御部門マルチシンポジウム,2025
賞(2件目):SICE 制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞
対象論文:Kolmogorovの後退方程式を用いた確率的化学反応系におけるモーメント解析,第13回SICE制御部門マルチシンポジウム,2026
井上陽亮
賞:SICE 制御部門 部門奨励賞(基礎分野)
対象論文: 早期治療に向けた非線形システムの共分散制御,第12回SICE制御部門マルチシンポジウム,2025
宮岡佑弥
賞(1件目):SICE 制御部門マルチシンポジウム賞(技術分野)
対象論文:制御バリア関数を用いた大規模言語モデルの安全化制御,第12回SICE制御部門マルチシンポジウム,2025
賞(2件目):SICE 制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞
対象論文:プライシングによるネットワーク仮想化基盤の需給調停,第13回SICE制御部門マルチシンポジウム,2026(NTTネットワークサービスシステム研究所との共同研究成果)

第13回制御部門マルチシンポジウムにて。左から五十嵐君,岩崎君,宮岡君,井上君。
2025年9月24日~26日において、一般社団法人 日本熱電学会 で報告した
小野圭吾 氏(産業技術総合研究所, 慶応大学)
講演題目:新規n型Zintl 相化合物 Rb(Cd,Zn)4As3の熱電性能
が同学会の優秀講演賞を受賞しました。
https://www.thermoelectrics.jp/commendation.html
この報告の内容は、Acta Materialia誌に掲載可となりました。
K. Ono, Y. Goto, H. Usui, M. Murata, S. Tsutsui, K. Kuroki, Y. Kamihara, and C.-H. Lee, Acta Materialia, accepted for publication (2026). Rb(Cd,Zn)4As3 as a new n-type Zintl phase thermoelectric compound
M1三好君が第68回自動制御連合講演会にて優秀発表賞を受賞しました(受賞者一覧)。
講演予稿集もこちらで公開されています。
2025年9月24日〜26日に奈良県コンベンションセンターで開催された第63回日本生物物理学会年会において、山本哲也さん(博士課程2年)が学生発表賞を受賞しました。受賞対象講演は以下の通りです。
血流中の酸素の拡散のシミュレーション
Simulation of oxygen diffusion in blood flow
慶應大・院理工 山本哲也
博士課程2年生の松坂美月さん(海住研)が、キラル分子を用いた磁気ナノデバイスにおいて、キラル誘起スピン選択性(CISS)効果由来の室温磁気抵抗効果を観測することに初めて成功しました。本研究成果は7月30日(英国時間)に『Nanoscale』(オンライン、英国王立化学会)に掲載されました。
論文の詳細は下記の通りです。
Mizuki Matsuzaka, Kotaro Kashima, Koki Terai, Takumi Ueda, Ryunosuke Miyamoto, Takashi Yamamoto, Kohei Sambe, Tomoyuki Akutagawa and Hideo Kaiju:
“Magnetoresistance effect based on spin-selective transport in nanodevices using chiral molecules” Nanoscale (2025) [doi: 10.1039/d5nr01259g]
プレスリリース(慶應義塾大学)
プレスリリース(理工学部)
プレスリリース(東北大学)
プレスリリース(東北大学多元物質科学研究所)
日本経済新聞

当学科卒業生の小原やちこ氏(2015年 …